自己紹介ーその④
2014年9月14日 (日)
2004年6月に日本に戻り、改めて診療・研究・教育へ。その後はがむしゃらに仕事をしたと思います。
ヨーロッパへ国際学会へ参加したついでに、ベルギーの先生の所へも見学に行き、アメリカ-ヨーロッパの診療の違いも学びました。
2007年から現教授の朝比奈先生の元、外科矯正の診療を専門に行うことになりました。
香川の三次先生の所へも勉強に行き、垂直骨切り術lを学びその後2,3年間外科矯正治療に没頭したことを覚えています。同時に歯列矯正治療の勉強も行い、「かみ合わせの重要さ」を体に叩き込みました。
またそのころから体を動かすことも始めました。最初はマラソン。「五島夕焼けマラソン」に初めて参加してハーフマラソンをしたときは、暑さとコースの過激さにヘトヘトになりました。
完走後の一コマ
つづく
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自己紹介ーその③
2014年9月14日 (日)
大学院を卒業後、配属講座にそのまま助手として採用されました。いよいよ本格的な診療の開始となりました。
半年間外来・病棟勤務を行った後に、長崎大学医学部麻酔科へ麻酔研修を、当時の教授から伝えられ、全身麻酔の研修を行いました。この時に救急処置で行う点滴や呼吸管理の基礎を学べ、自身がついたことを覚えています。
その前後ですが、当時の教授が懇意にしていたアメリカのミシガン大学歯学部口腔外科教授:Steve Feinberg.と、お会いして留学ができないかを相談していました。麻酔研修が3か月くらい過ぎた頃、連絡があり受け入れ大丈夫との返事をもらい、研修を行いながら留学準備をして、2002年6月からミシガン大学歯学部口腔外科へ。2年間の研究留学の開始です。
当時は英語まったくしゃべれずまた、半年程度で英語がマスターできるとも思わなかったので、ほとんど勉強せずに渡米したことを覚えています。はたして、最初の入国(デトロイト国際空港でした)でつかまり、シドロモドロしました。ちょうど911の後だったので、非常に外国人にはナーバスになっていたのも関係?していたのかも。
ミシガン大学はミシガン州のアナーバーという学園都市にある州立大学ですが、全米でも指折りの名門校で、大学フットボールの強豪学校としても有名でした。
2年間口腔粘膜の再生を研究テーマとして働きました。当時一緒に働いていた新潟大学の泉先生には生活の心得も含めて大変お世話になりました。泉先生は現在新潟大学の教授になられています。
30歳過ぎていましたが、まだ結婚もしておらず単身での渡米でした。旅行はあまりできませんでしたが、アメリカの文化・生活や考え方の違い等を知り、非常に有意義な2年間でした。
研究成果は4年後に論文になっています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20080035
つづく。
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