ワクチンを受ける前に
2021年6月1日 (火)
いよいよオリンピックも近くなり、コロナワクチンを接種受けた方々も徐々に増えてきました。今年中に全国民に行き渡ることを願っています。
さて、ワクチン接種後に色々と副反応がでることはテレビやインターネットで既にご存じだと思います。少しでも副反応がなくなれば良いですよね。
それで、ワクチンを打つ際の条件は皆さんご存じでしょうか?厚生労働省では以下の条件を提示しています。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0025.html
この中で”重い急性疾患にかかっている”と書いてありますが、実は口の病気でも”重い急性疾患”があります。それは…
- 親知らずが腫れた(事がある)
- 歯茎が腫れた、顔が腫れた
- 歯がグラグラ
このよう症状が今まで出たことがある方は要注意です。場合によってはワクチン接種が受けられないことがあるかもしれません。上に示した症状はいずれも「化膿して炎症症状が出ている」ことです。盲腸が痛んで化膿していることと同じです。
こうならないように、ワクチン接種する予定が取れた・取る予定の方は予めお口の検査・掃除をしっかり受けましょう。また、一度でも身に覚えがある場合は直ぐにかかりつけの歯医者さんに相談・治療をうけてください。
知り合いの歯科医院の方で、慢性の炎症をもっている方(普段は大したことがない)がワクチンを接種したら、1週間くらい40度近く発熱して難儀したそうです。体のどこかに化膿・炎症がある方はワクチン接種後の副反応が強く出る可能性がありますので、しっかりと管理することをお勧めします。
カテゴリー: 院長から一言